フリーランスと聞くと、ウェブ分野やアイティー分野などの情報処理産業を思い浮かべる方が多いと思います。確かに喫茶店でスタイリッシュなノートパソコンを操作しながら、肩と耳にスマートフォン端末を当てて忙しそうに電話をしているなんて、近頃のドラマでも良くみる演出ですもんね。しかしフリーランスは情報処理産業に限った話ではありません。実は街の物流を守る軽貨物ドライバーの半数以上はフリーランス軽貨物ドライバーとして活躍しています。彼らフリーランス軽貨物運送ドライバーは荷主や運送会社と「労働契約」ではなく「業務委託契約or業務請負契約or準委任契約」を締結する事で、軽貨物運送業務に従事しています。その為、特定の雇用者に縛られる事がないので、自由に働いて、自由にお金を稼ぐ事ができるんです。もちろん自由には責任が伴うので、フリーランス軽貨物運送ドライバーは社会保険が無く、また最低賃金法も適用されないので自分で運送単価を交渉しなくてはいけません。フリーランス軽貨物ドライバーはドライバー業だけでなく営業から管理まで全ての業務を自分でこなします。だからこそ、軽貨物運送ドライバーそれぞれが自由に仕事ができるというわけです。